2014年12月
2014年12月26日 09:10

いろいろな試行を凝らした竿が完成しました。
プロトタイプなので改良点は出てくると思います。

リアグリップを長短出来るようにするのが、一番悩みました。
強度ももたせなくてはダメなのと、グラつきをどうやって無くすか?難しいです。
リアグリップには、脱着式ウエイトを装備してティップが下がるのを解消しています。

一番の目玉かな?と思っている分割式のロッドプロテクション
リアにぐっと荷重が乗ってきた時に威力を発揮してくれると思います。
リールから出たラインがガイドに一番絡みやすいのが最後尾のガイド
メインになる最後尾のガイドとリールとの間に少し小さめのガイドを装着してライン絡みを解消しています。
ラインを50、100メートルとフリーに出して行く釣り方や遠投に効果的だと思います。
また、ロッドの先端(歌口部)にも補強の意味でプロテクターを装着しています。
今回は、大型に特化した竿を作りました。
今後、テストを繰り返して良いものを作りたいと思います。
次回は、最強のトーナメントロッドを考案中です。
黒鯛工房に挑戦かな・・・

2014年12月14日 14:42

リールシート付近には、チューブラーを補強する意味でカーボンパイプを重ねて接着されている竿が多く見受けられます(上写真 黒工製)
チューブラーにテンションがフルに掛かった時は、カーボンパイプの繋ぎ目を支点にしてチューブラーが曲がって行きます(カーボンパイプは硬い為曲がらないですね)
耐用以上のテンションが掛かった時は、そこから折れてしまいますね。
そこで、考えたのが脊椎動物をヒントに試作しました(下写真)

カーボンパイプを、まるで脊椎の様にリールシート前に設置
チューブラーにテンションが乗ってきた時に、前方から徐々にカーボンパイプがチューブラーをプロテクト
カーボンパイプの繋ぎ目は、人で言う椎間板になってテンションを吸収します。
柔らかいチューブラーが使用可能になり、やり取りも楽しめます。
詳しい仕組みは、企業秘密・・・
止まらん!!みたいな大型が来たときにProtection Damper が威力を発揮します。
つづく・・・
